施工監理

横浜のマンション

北海道の道営住宅など

杭データの流用、改ざん問題。

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私も現在は住宅診断が仕事ですが、

学校を卒業して、15年間は

現場監督をしていました。

 

ほとんど、官公庁の仕事ですから

民間とは違いますが

私の経験談を少しお話します。

 

20年以上前ですから

今回のような杭データなどの

資料は取らない時代のお話です。

 

官公庁の仕事は現場代人(現場監督)が

常駐です。他の現場との兼任はできません。

現場代人の資格は1級建築士または

1級施工管理技士です。

 

杭工事に始まり、完成まで常駐で監理します。

 

杭工事中もほとんど、施工現場にいます。

地面に杭を打つ箇所の印がありますが

その都度、1本づつ、位置を確認して

 

オーガーの垂直を機械で確認して

杭を繋ぐ場合は

その溶接を確認して

最後の打ち込みまで確認。

 

すべての工程を工事看板を付けて

写真撮影して

最終は工事報告書を提出します。

 

鉄筋コンクリート造の場合は

構造体(躯体ー鉄筋ー型枠)の工事

鉄筋検査はすべて行います。

この検査には官公庁の監督官が

すべて立会検査もします。

 

コンクリートの打設も当然、立会検査をします。

1台目のコンクリートミキサー車から

コンクリートを採取して、現場試験です。

 

コンクリートのスランプ(流動性

空気量と塩分試験

これはすべて、打設以前に

コンクリート配合書を提出してもらい

事前チェックを行っています。

 

そして、強度試験の為の試験体を造り

1週、4週で試験体の圧縮試験をして

強度検査をします。

 

この検査は民間でも大型物件では

実施していると思いますが

住宅規模ではおそらく、

実施されていないと思います。

 

どんな工事でも、官公庁の建物は

すべて看板を付けた写真を撮影して

最終は報告書を提出します。

 

私の経験から

簡単に工事の概要をお話しました。

 

今回の杭データの流用、改ざんについては

私の個人的な意見ですが

 

データを流用したからと言って

(決して認めている訳ではありません)

建物が倒壊などの危険があると

決めるにはどうでしょう?

 

先ずは現状の建物が傾いているのか?

構造的な亀裂など

問題が発生しているのか否かの

調査が重要です。

 

その調査は施工会社ではなく

工事に関わっていない第三者がする。

 

全国には建築士が所属する

建築士会があります。

ここに依頼する方が第三者として

ふさわしいと思います。

 

問題はどんどん、広がるだけで

一向に解決の方向が見えていません。

 

一番不安なのは

その建物に住んでいらっしゃる方たちです。

一般消費者の方です。

その不安、疑問を無くす方向に

向かってほしいと思います。

 

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住宅は生活の一部

私の仕事は住宅診断ですから

車で移動中も

散歩の時も

家を診ています。

職業病ですね(^^)

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でも、みなさんは

住宅は普段の生活のほんの一部ですよね。

 

今の最優先は何でしょう?


住宅じゃないですね。

住宅の相談なら、お受けできるんですが(^^)

(><;)困ったを笑顔に(^^)V

これが私の使命だと思っています。

 

緊急相談も多いですが

出来れば、

「何か、おかしい?どうなっているの?

これって、大丈夫?」

 

 この段階でご相談頂いた方が

直す場合、費用は安く抑えられますよ。

 

ではどうするか?みなさんは

ご自分の家を見ていますか?

他所の家を見ていても自分の家は?

 

外出する際に

ふっと振り返る時間を10秒ほど・・・

そんな時間をたまには、どうですか。

 

今すぐに修理をしなくても

ちょっとした応急処置で

家を長持ちさせることができます。

 

家は一生ものの高い買い物です。

 

一生使うにはメンテナンスは必須です。

 

ただ、メンテナンスも方法を間違えると

後で大変なことになる事もあります。

 

ちょっと聞きたいと思ったら

メールでも、ご相談ください。

 

毎日、メールはチェックしていますから

お返事は早いと思いますよ(^^)

 

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建築業界は信用できない

多くの一般の方は

建築業界はグレーゾーンで

業界内部で繋がっている。

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専門用語は素人には分からない。

何をされても分からない。

 

今、まさにこんな思いが強いのではないでしょうか?

横浜のマンションに始まり

北海道、釧路の道営住宅など

杭データ改ざんの問題は

どんどん広がりを見せています。

 

建物名を公表するとか

調査をしますとかの報道もあります。

 

建築業界への不信

建物への 不安

 

杭データの改ざん=建物倒壊ではないと思います。

データを改ざんしていても

実際は杭は固い地盤まで届いているかもしれません。

杭データだけで危険か?安全かを判断できません。

 

杭データを調べる必要はあるでしょうが

みなさんが一番心配なのは

この建物が大丈夫なのか?

建物が倒れることなないのか?

だと思います。

 

今、まず、することは

現在の建物状況を調べることです。

建物が倒れているのか?、いないのか?

建物に亀裂があるのか?無いのか?

調査結果をすべて数値化して

説明することでしょう。

 

ただ、調査は杭施工業者や

元請業者ではなく

工事に関係ない専門の第三者が

行うことです。

工事関係者では

今、何を言われても信用できないですよね。

 

今後の建築業界のあり方も

問われていますが、

新築の建物でも

専門の第三者のチェックが必要です。

 

建築確認申請が必要な建物には

申請の際に

設計者ー工事監理者ー施工会社を

記載する箇所があります。

 

本来、この三者分離でチェック機能が

働くはずですが

工事監理者が第三者であることは

ほとんどないでしょう。

 

信頼という関係の中で

本来のチェック(検査)が

なされていないことが問題だと思います。

 

インスペクション(検査)制度の

導入が必要だと思います。

 

行政がインスペクションを行えば

第三者性が確保できますが、

行政が行わない場合は

工事関係者でない

第三者を建築主が有料で

雇うことしか、ないと思います。

 

少しでもリスクを避けたいと思えば

建築主がお金を掛けて

守るしかないと思います。

 

 

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分からないことで悩まないようにしましょう

分からないことで

自分一人で悩んでいても

何の解決もしません。

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私も先日、パソコンの画面が消えて

え~~~何もできない。

原因も考えましたが、

分かるはずもなく、ただ時間が過ぎていく(><)

 

自分には出来ないという現実、

では次に何をするかを選択します。

ふと思いつきました。

パソコンのハードもソフトにも詳しい

プロの友人がいます。

実は前にも何度か、

困った時の神頼みじゃないですが

助けてもらっています(><)

 

私は住宅診断のプロです。

建築に関わって、38年

住宅診断でも15年

 

38年やっていても

分からない事もあります。

 

でも、サポートしてくれる仲間が大勢います。

仲間にいつも助けてもらっています(^^)V

 

私一人では

これまでもやって来れなかったし、

これからもやって行けないでしょう。

 

住宅のことで悩んでおられる方

この程度なら、大丈夫と思われている方

 

先延ばしでとんでもないことになる事も

「もう少し早く相談すれば、良かった」と

言われる方がほとんどです。

 

「住宅診断のエスパス」

まだまだ、知られてません(^^)

 

ホームページからの相談も多いです。

 

メールで何度か、やり取りがあったり

 

電話でいろいろ、お話して

1時間になることもあります。

 

外出していることが多いので

電話に出られないこともありますが

留守電を入れて頂ければ

折り返しで電話させて頂いています。

 

みなさんも

一人で悩まず、ご相談ください。

きっと、すっきりしますよ(^^)

 

メール、電話は無料ですから

お気軽にご相談ください。

 

 

診断事例はホームページに

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参考になると思いますので

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横浜マンションの傾き?

テレビ、新聞のニュースで

連日、報道されていますから、

みなさんもすでに、ご存じの事と思います。

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地面に穴を開けて

杭が固い地盤に届いていないとか?

 

始まりは

「マンションが傾いている」からのようですが。

 

手摺に約2㎝の段差があるという情報だけで

実際にマンション全体にどのぐらいの

傾斜があるとか?

コンクリートに亀裂があるのか?

何処に亀裂があるのか?

亀裂の幅は?

 

そんな情報ありませんよね?

発表されていないだけなんでしょうか?

 

全国で3040棟とか

北海道でも400棟とか

報道がどんどん過熱しています。

不安ばかり、大きくなっています。

 

まず、現状を把握することから

始めた方が良いと思います。

 

私も家が傾いているような気がするという

ご相談があれば

床の傾き

壁の傾斜

亀裂の有無、状態を調査します。

その結果を基に次に進みます。

 

マンションの場合は

戸建てと違い

構造部は共有部なので

マンション管理組合が管理しています。

つまり、入居者全員が管理者になります。

 

個人で動いても

何の解決もできないのです。

 

個人で何か気になることがあれば

専有部分以外は

マンション管理組合

また、マンション管理会社に

相談した方が良いと思います。

 

分からないことがあると不安です。

 

不安や疑問を持ったままでは

前に進むことができないと思います。

 

前に進むための正しい選択をしましょう。

 

 

 

中古住宅は不安ですか?

私には分からないのですが

これからの時期、年末に向かって

中古住宅購入前の診断が急増するんです。

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結論も急がれています。

私は診断後、その場でご説明します。

 

もっとも、一軒家の診断ですから

5~6時間は掛かりますけど。

 

新築よりは安いし、

場所が良い

家の間取りもちょうど良い

 

ただ、安いと云っても

高額な買い物?

いろいろ直したい処もあるし?

中古だから、大丈夫だろうか?

あと何年住めるんだろう?

 

そんな不安、疑問を持った方が

依頼されます。

 

売主からは

「そんな診断は買ってからにして・・・」

「診断って、解体はだめだよ」

 

買ってから、何か、大きな問題があると

費用も掛かりますし

「売主に何とかしてよ」と言っても

通常は何もしてくれません。

 

診断は購入前がお勧めです。

 

購入前ですから

建物は売主のものですから

解体して診断はできません。

 

ご安心ください。

購入前診断は当然、解体はしません。

 

診断は目視調査が主ですが

可能な限り

屋根の上

小屋裏

床下まで入り込んで診ます。

 

ただ、家の傾きは構造上の問題が

関係してきますので、

目視だけでなく、測定器を使い、

家全体の傾斜を測定し、判定します。

これは必須項目です。

 

目視調査って、見ただけで

何が分かるんだろうと疑問も

持たれる方もいらっしゃるでしょう。

 

建築の相互的な知識と

経験からの判定になります。

 

解体までするような詳細調査ではないので

すべてが分かる訳ではありませんが、

不安要素はかなり、無くなりますよ。

 

診断事例はホームページに

毎週更新して掲載しております。

参考になると思いますので

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無料って、信用できますか?

私も無料という言葉に弱いです。

だって、お金を払わなくていいのですから、

使わなきゃん損って、思いますよね。

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 試食は無料ですよね。

私、実は試食大好きなんです。

食べて美味しかったら、買います。

 

試供品も勿論、無料。

使ってみて、良かったら買います。

 

ネットでたまに見かける

住宅の無料診断。

 

本当のボランティアなのか?

あるレベルを超えると有料なのか?

内容、理由は分かりませんが

仕事として行っていれば

すべて無料はないと思います。

 

住宅診断は物を売るのではなく

情報の提供なので

事前に商品を見ることはできません。

 

私の仕事のご依頼は

ご紹介が多いです。

以前にご相談して頂いた方からのご紹介

友人、知人からのご紹介

 

ホームページを見てという場合も

かなり、あります。

新聞、雑誌、セミナーなどで

以前から知っていた方からもあります。

 

信頼できそう

お金を支払っても価値がありそうと

判断された方がご依頼されていると思います。

 

15年前に始めた「住宅診断」という事業

「住宅産業はクレーム産業」という言葉を

無くしたくて、起業しました。

 

当時は

仕事の内容は何となく分かるけど、

実際、何をしてくれるの?

今もそうかもしれませんが、疑問だらけですよね。

 

初めは知ってほしくて、無料相談もしてました。

ずっと無料では事業が成り立ちません。

戸別訪問では玄関も開けてくれません。

仕事を変えようかと思った時期もありました。

 

突然のテレビ局からの出演のオファーで

5年間、継続して出演させてもらったお蔭で

今があります。

タイトルは継続しているのに

「特集!ハウスドクター住宅トラブル解消術」でした。

 

15年で1500件以上の住宅診断の

経験と知識の積み重ねが

現在の私の力になっています。

 

不安を抱えて、相談される方の

「困った顔が笑顔になる」瞬間

この仕事を続けていて良かったと思います。

 

そして、この「住宅診断」という事業

少し、大げさかもしれませんが、

私に与えられた使命だと

毎日、感謝しております。

 

もっと多くの方が住宅診断という仕事を
理解してもらえるようになれば、

いいなあと思っています。

 

住宅診断の事例紹介は

私のホームページに掲載しております。

ちょっと、覗いて見てください。 

 

電話、メールの相談までは無料です。

 

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