タイルの外壁は難しい

今回は

私が失敗したお話です。

原因は私のおごりです。

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私の仕事は住宅診断です。

診断の結果を報告し

問題点と改善提案をさせて頂きます。

 

その後、

改善改修工事の監理を

依頼されることもあります。

 

私は直接工事をすることはないので

別途、監理契約をさせて頂きます。

 

今回は

この改善改修工事の監理を

依頼された住宅のお話です。

 

通気層がある外壁に

湿式のタイルを施工した住宅でした。

 

和室の窓枠から

風の強い雨降りの日

年に1~2回ですが

雨もりが発生していました。

 

予算の関係もあり

部分的なタイルの解体で

通気層部分の防水処理を

実施しました。

 

完璧に直したと自信を持って

いましたが、

翌年、雨もり発生。

 

足場を掛けて

全面に防水処理をしましたが

その翌年も雨もりが発生。

 

その後も

外壁の亀裂状態を確認したり

内部の壁を剥がさせてもらい

散水試験しましたが

なかなか、直らず。

 

今年は別の窓からも

雨もりが発生しました。

 

完璧に直したつもりでしたが

違う方にも調査立会と意見をもらい

 

再度、足場を掛け

タイル目地をすべて埋めて

 

更に表面に防水剤を塗布しました。

 

その後

散水試験もして結果は大丈夫でした。

 

これでやっと

内部の復旧ができます。

クロスの張り替え

障子の張り替え

窓枠のシミ抜きを終えて

終了しました。

 

自信満々でやり終えた

改修工事でしたが

まだまだですね。

 

長い間

お住まいの方には

大変、ご迷惑をお掛けいたしました。

申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

私の考え方が甘かったようです。

改めて、雨もりの難しさを

痛感いたしました。

 

今後は

更に慎重に

この貴重な経験を活かして

責任持って

仕事をさせて頂きたいと思います。

 

お恥ずかしい話ですが

私の失敗の状況については

私のHPに写真を掲載してありますので

ご覧ください。

 http://www.espas.biz/info/detail.cgi?number=287

 

 

 住宅診断のエスパス

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(毎週、写真で更新しています)

 

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