職業は現場監督?

子供が小さいころ

「お父さんの仕事は何?」と聞かれ

「現場監督」と答えました。

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すると、子どもは

「大工さん?」

それ以上の説明に困ってしまいました。

ほんの20年前のお話です。

 

みなさんは「現場監督」って

分かりますか。

 

マンションなどの大きな工事現場で

ヘルメットをかぶっただけで

何の作業もしていない人です(笑)

 

実は

現場監督の仕事は

工事の安全監理と

品質監理が仕事です。

 

実際には

仮設工事(足場など)

工事の工程計画(段取り)

品質のチェックなど

工事全般を監理します。

 

だから、大工さんのように

腰道具を付け

釘を打ったりはしません。

 

実際の作業は

多くの職人さんが行い

現場監督は見ているだけです。

 

ただ、すべての責任を負うのが

現場監督です。

 

住宅の工事現場では

現場監督が常駐することはなく

何軒かの現場を掛け持ちで

監理します。

 

現場の職人さんと

打合せして指示します。

最も多くの仕事をする大工さんが

主体のようなイメージがあると

思いますが

 

住宅工事においても

すべての責任は現場監督が負います。

 

住宅工事でも

多くの職種の方が関わります。

 

基礎工事、仮設工事、

木工事(大工)、建具

板金、外装(塗装)、内装

電気、設備など

 

すべてが単独で作業をする訳でなく

すべて関連して繋がって

建物は完成します。

 

建物の良し悪しは

建築会社の姿勢にもよりますが

現場監督の力量に左右されます。

 

しっかりした現場監督が

監理した建物は

問題が起きることは

少ないでしょう。

 

住宅診断のエスパス

http://www.espas,biz

 

 

 

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