外装材の上張りは・・・私はNGです。

既存外壁の上に外装材を張る工法?

訪問販売はほとんど、これですね。

普通の建築屋さんもやってます。

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一般的な工法なんですかね?

よく見かけます。

 

外壁を見たら

上張りはすぐ、分かります。

窓サッシの出寸法、屋根との納まり、換気フードの

納まりを見れば分かります。

 

工事費が安い

工事が簡単(養生も不要)

ゴミが出ないから、地球にやさしい

工期が早い

 

お客さんの都合

建築屋さんの都合

いろいろと都合があるでしょうが

私は決して、お勧めしません。

 

何故って、

私は大丈夫でない現実を何度も

見ているからです(危険な状態を)

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ほんの一例

これは上張りの外装材を剥がし

既存の外装材を剥がした状態です。

 

更にシージングボードを

剥がすと

梁が腐っていました。

ある程度は

私の想定内ですが、厳しい状態です。

 

雨もりがするので

上に外装材を張ったようです。

しかし、雨もりは直らない・・・

どうしようという、ご相談でした。

 

どのくらい、お金を掛けれるかは

お客さんの都合です。

では、その予算に合わせるのは

建築屋さんの都合(仕事がほしいから?)

 

雨もりがするから、外装材の上張り・・・

外壁が汚れてきたから、傷んできたから・・

綺麗にするために外装材の上張りをするんですか?

 

お金が余っている方なんて、いません。

安く直したいのは分かります。

 

お客さんのご希望だから

上張りですか。

 

専門家の判断ですから

安心して、お任せしますよね。

 

建築経験の長い方も

大丈夫、上張りで問題なしと判断される方も

いらっしゃるようです。

 

私は大丈夫なんて、言えません。

何の根拠もない判断です。

 

クロスの柄を選ぶ

外装材の色を選ぶ

ユニットバス、キッチン・・・・

それは、お客さんが判断してください。

 

でも

安全についての判断だけは

私は譲れません。

 

危険事例もホームページに掲載しています。

http://www.espas.biz

 

 

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