木造住宅の寿命は26年って、びっくりです。
みなさんは
20年を過ぎた家はもう寿命だから
そんなにメンテナンスに費用を掛けても
無駄だと思っていませんか。
実はこの26年という数字は
平均寿命で、統計データーが古いです。
みなさんの家の周りの家はどうでしょう?
リフォームは最低限の費用で
見た目さえよければ、いいですか。
アメリカ、イギリス、フランスなどの
平均寿命は70~80年というデーターもあります。
これらの国の住宅は石やコンクリートで出来ている
訳ではなく、ほとんど、木造です。
では日本の国の木造は手抜きで品質が悪いのでしょうか
私は日本の木造建築は世界に誇れるレベルだと思います。
勿論、建築時の品質の悪い家は
傷みやすいです。
日本の住宅の寿命が短い原因は
メンテナンス不良というか
ほとんどメンテナンスをしないことだと思います。
クロスを張り替えること
キッチン、浴室を交換することではなく
家の寿命を長くするための
メンテナンスをしていないことです。
みなさんは
リフォームを計画するとき
今の不便を快適に
綺麗にしたいということで
始まると思います。
始まりはそうでも
この家の10年後20年後を考えてみませんか。
最近は築20年以上の家でも
30歳代の若い方の購入が増えてきています。
家は本来、「資産」ですが
何もしないと「死産」になります。
取り壊す場合は負債になります。
今、こんな空き家問題も起きてきています。
既存住宅の購入前検査でも
少し直せば、まだまだ使える家もあります。
すべてメンテナンスの違いです。
検査に床下に入って、こんな状態であれば
購入はちょっと、考えますよね。
既存住宅を購入する際も
持ち家のリフォームをする際も
表面が綺麗か、どうかではなく
この家を今後、どうするか、
考えみてはどうでしょうか。
日本の家の寿命は26年ではありません。
この数字はバブル時代の
スラップ&ビルドの結果です。
メンテナンスさえ、きちんとすれば
家は60年も70年も長持ちします。
孫の代まで使ってもらうのもいいし
資産として売買する時代になっています。
そのお手伝いをするのが私の仕事
「住宅診断」です。
住宅診断のエスパス